カテゴリ
以前の記事
最新のコメント
最新のトラックバック
検索
その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
|
2006年 02月 22日
#
by kosonetu
| 2006-02-22 14:53
| その他日常
2006年 02月 16日
forestの次にやったエロゲが「らくえん」。二本続けてメタフィクション。
forestはメタの皮をかぶった恋愛、らくえんは恋愛の皮をかぶったメタフィクションだった。 ストレートな感情というのもうそ臭い。 「~と感じない自分が悲しい」とか「あえて~を選ぶ」のような、一歩ひいた、あるいは括弧のついた感情の方がに現実味を感じる時もある。 そういう観点からいくと、この作品はとても痛い。 わざわざ別の原画家つかってまでエロゲー内エロゲーでエロゲーの存在自体を相対化。 作品がその世界の中で閉じていない、モニターのあっちとこっちの境界を意図的に侵食するようなシナリオ。原画がモニターに映されるとエヴァ世代の私はそれだけで複雑な気分になってしまう。 己を含む集合の存在が気持ち悪いのは、まあ今に始まったことじゃ無い。 それをしすたぁエンジェルを作った、エンタメ度の高いブランドがやったという所がこう、なんというか、やっぱりあなたたちも人間なんですねというか。 可憐は、ユーザーは私達を人間と認識してないフシがあるといいつつ、人間と思ってもらいたくもないとも言う。 このゲームが評価されるとき、このゲームに言及する時、エロゲー製作を巡るメタフィクションであるがゆえに、どうしてもゲームの「外」の世界、つまり「らくえん」を発売した後テラルナは解散していること、開発チームが独立したことを考えざるをえない。つまり、作り手を人間と見るしかないわけで、そういう状況が月面基地前の人達の次の一手を縛ることになっていなければいいな、と思った。 #
by kosonetu
| 2006-02-16 13:04
| アキバ的話題(ギャルゲーとか
2006年 02月 13日
お気に召したかい、この夢は?
どっかで見ている誰かさんよ? その誰かさんが、何をしてるか、 あなた知ってる? すぐそばにティッシュの箱を置いて… ここまでメタな視点を持った上で、 あえてではなく迷いの無い決断として灰流は予定調和を求める。 二人が始め、後に伽子が紡いだ物語。 それは二人の唯一の繋がりで、それを壊すことが「すぐそばにティッシュの箱を置いて」いる「誰かさんの期待通り」であると知った上で、 灰流は物語を雨森のために終わらせた。 意思と世界の境界が曖昧な世界。考えることが、物語ることが世界を形作る。そこでの戦いをハラハラしながら読み進めて、それが結局の所恋愛を描くためだったんだなぁ、とプレイ後に感じる。 星空めておのゲームっていつもこんな余韻。アクションとかホラー見に行ってだだ甘の恋愛映画を見せられたような。けれども確かにそれはアクションであったりホラーでもあるという。 ん。ほぼココで9791さんが言っていることと同じではある。 蛇足) 新宿という場所を選んだ意味だけは少し足りなかったと思う。 九月が新宿にこだわる理由が納得できなかった。 #
by kosonetu
| 2006-02-13 10:03
| アキバ的話題(ギャルゲーとか
2006年 02月 10日
私の見ているものがあなたの見ているものと同じであるかは、
本当のところどうなのかはわからないけれど、 一人一人の視界と世界の関係が同型に近ければ、とりあえず問題なく世の中は回る。 問題があるとすればその見え方が共存できない場合。、 私の快適はあなたの不快、その逆も然りだとしたら?そういう話。 だから主人公が勝った場合、結果として世界は常人の認識の受け入れられる限界を超えたものに変容する。 主人公の絶望を示す異様な世界のリアリティ。 主人公が世界を捨てるに足る沙耶の魅力。 隣のおっさんをダシにした告白は会話だけ見ると恋愛の王道中の王道といった趣だが、 それを、まともな理性をもった人間の告白を、ここまでグロい中で堂々と成立させることができたのはこの2点が優れているからだ。 逆に、2点ほど惜しいな、と思った所もある。 津久葉の最期の画像と変容後の世界だ。 前者はじらしにじらされての画像だったのもあり、むしろそのぐらいのグロさだったのかとホッとした反面物足りなさがのこる。蜘蛛の巣状の筋肉とか、もっとキモいと思ってた。 後者は二人の希望というぐらいなんだから、もっとぶっとんだ世界にしてもよかった。これでは主人公の認識のままに世界を塗り替えただけにしか見えない。だとすれば、新しい世界を裏返して主人公からみればそれは普通の世界ということにしかならないのではないか。ここでもっと絶望的な光景を描ければ、転じて主人公がどんなにすばらしい希望を得たのかを暗示するこことができたのになぁ。 蛇足) このゲームによって、精神的に壊れていくのが好き、みたいなニーズは満たされない。FATEの桜がプチっとやるシーンを散々おかずにしてる私はけっこう実用的なところも期待してたのだけれど、だめだった。このゲームは、全員まともなまま散っていくからね。 これは王道の恋愛(しかもグロ)を満たすためには仕方が無いといえば仕方が無いんだけど、 せっかく用意したティッシュがさびしかったのは否めない。 #
by kosonetu
| 2006-02-10 05:07
| アキバ的話題(ギャルゲーとか
2006年 02月 05日
繰り返し音読・暗誦・筆写を彼がどれだけ信じているのかはわからないけれど、多分それ以外はfinalventさんとあまり考えていることは変わらないのだと思う。
それでもこの流れが美しいのは、 内田樹のサービス精神がキモいから。 明らかに読み手である校長・教頭が喜びそうな郷愁を誘う美しい日本語的、反復訓練を導入せよ的(今の若いもんは弛んでますよね、えぇ本当に)発言の後で、最後にちょろっと 「この文章の中で私がいちばん重要だと思うのは~」とわざわざ自分でつっこみをいれて反論の先回りをしている。 最初から言い訳するぐらいならわざわざウェブ上に文章晒す必要ないんじゃないかと思う。 #
by kosonetu
| 2006-02-05 14:45
|
ファン申請 |
||